SPEC 第10話【癸の回】First Impression

ついに終わってしまった…SPEC。
面白かったというか、終わってしまった虚脱感が大きい。これから、何を楽しみに生きていけばいいんだろうってくらい。
にのまえ=当麻陽太とか、このブログではほぼ断定的に書いてきたし、地居が記憶を操作するSPECの持ち主で、にのまえや当麻の記憶を書き換えていたというのも予想通りだった。
ケイゾクの最終回で、真実論争が出て来たが、それが繰り返され、さらに発展した形で繰り返される。ケイゾクでは、「曖昧な記憶の集合体で、その記憶の持ち主を消せば、真実なんて消えてしまう」と「真実は、かならず、ひとつなんです」という対立だったが、「真実は、人に記憶された瞬間から変質していく。記憶は年老いて薄れる。死んで消え去る」と「人間の記憶ってのは、頭だけにあるわけじゃない。全部からだが覚えてる」という対立好事になっていた。これも、SPECがケイゾクを受け継ぎ、発展させようとしたドラマだったと言うことだろう。
しかし、最後の地居との対決(「津田助広」と名乗っていたがとりあえず地居)で、最後に謎を残して終わるってところも、SPECらしいっていえばらしい。そして、「SPEC 承ノ回 へ 捲土重来」という文字まで。おそらくそれはジョークだろうが。
それにしても、忘年会でリアルタイムで見られなかったのが、つくづく残念でならなかった。

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