【あまちゃん再検証】第103回のカット割りを数える【ネタバレ?】

あした放送(予定)の『あまちゃん』第103回。
ほとんど無頼鮨のなかのワンシーンに終始するのだが、ワンカットで撮っているというわけではない。
実は、かなりの数のカット数があるのだ。
無頼鮨に春子が入ったあとのカット数を、調べてみた。バカバカしすぎ!暇人!
結論から言うと、203カット割っていた。もちろん同じカメラ位置というカットも多いのだが、パンしたり、微妙にカメラの位置が動いたりしてきている。
途中(数字)は、数字で示すカットと同じようなアングル、という意味である。
照明の位置を変えなければいけないカットもあるように思うし、ノーカットで撮ったような気がしない。


1.春子、玄関のドアを開ける。
2.衝立の向こう側に鈴鹿(奥)、アキ、水口
3.「いらっしゃい」と声をかけられる春子
4.アキ「あっ、ホテルは、取らなくていいです」
5.カウンターを歩く春子
6.春子に目を丸くしている水口
7.顔を出す春子。アキ「ウニ1個500円ですけど」
8.アキ「(続き)鈴鹿さんなら…」春子「アキー」
9.座敷に座っている鈴鹿、水口、アキ。奥に春子。
10.春子の顔を見るアキ「じぇじぇじぇじぇじぇ!」
11.キョトンとしている鈴鹿
12.春子「ビール頂戴」
13.梅頭「はい」
14.(12)アキOFF「ママです」
15.春子に頭をさげる鈴鹿
(タイトルバック)
16.座敷。春子にビールを注いでいる鈴鹿(二人の顔は映らない)。アキの顔。
17.春子「鈴鹿さんもどうぞ」とビールを注ごうとするが、鈴鹿「結構です」(二人の顔が映る)
18.春子「あっ、はじめまして」
19.アキ「…」
20.ビールを飲む春子
21.焼酎を飲む鈴鹿
22.カウンターに逃亡した水口
23.カウンター越しに水口「なんかあっち熱気がすごくて」
24.座敷を、俯瞰気味に。春子「娘が、お世話になってて」
25.春子「盛岡まで出れば新幹線で2時間半なんですよ」
26.鈴鹿「まあ、そうなんですか」
27.春子「ええ、2時間半なんです」
28.座敷(17と同じアングル。カウンターの水口も映る)
29.春子「あらそうなんですか」(春子の背中越しに春子の表情を伺うアキを映す)
30.鈴鹿「静御前の時代に新幹線なんてございませんもの」
31.笑う鈴鹿に当惑するアキ
32.笑う春子
33.カウンター越し(23と別アングル)春子「ビール頂戴!」
34.座敷(17)水口「ずっとビールでいく気かな」鈴鹿メールする
35.座敷、若干鈴鹿寄りに降ったアングル。種市「鈴鹿さんも、ああ見えて焼酎一本空けてますからね」
36.鈴鹿
37.春子。ビールをついでもらっている。
38.鈴鹿「すてきな声だわ」
39.座敷。鈴鹿の背中越しに。春子「え?」
40.春子にビールを注いでいた手を止めるアキ
41.鈴鹿「私と似てる気がする、声が」
42.座敷(17)鈴鹿「ねえ天野さん、似てるわよね」
43.春子「似てないと思いますけど」
44.鈴鹿「あれじゃない?自分の声って…」
45.座敷(17)鈴鹿「ねえ大将」
46.梅頭のデ・ニーロポーズ
47.鈴鹿「デ・ニーロのつもり?」
48.春子「何の話してたんでしたっけ?」
49.座敷(17)鈴鹿「録音したらわかるわよ」
50.春子「ちゃんとやってるの?」
51.鈴鹿「ちゃんとやってるの?」
52.座敷(39)鈴鹿「ほらね、そっくり」
53.春子
54.アキ
55.鈴鹿「ごめんね、しつこいわよね」
56.座敷を、俯瞰気味に(24)鈴鹿「やってましたよ、もちろん、立派に」
57.アキ。鈴鹿OFF「だから、辞められたら困っちゃうの」
58.座敷(17)鈴鹿「天野さんがいないと、私…
58.アキ。春子横顔「付き人としてじゃなくて…」
59.春子「アイドルとしての資質の話です!」
60.鈴鹿
61.アキ。春子OFF「正直わかんないんですよね…」
62.座敷(39)春子「親の欲目もありますし」
63.鈴鹿「自分の娘は、かわいいものよね」
64.アイ。春子OFF「まあ、離れてくらしてるしね」
65.座敷(39)春子「(続き)だから…」
66.焼酎を飲む鈴鹿の横顔。後ろにアキ、水口
67.鈴鹿「親代わり?」
68.春子「じゃないけど」(zoom/in)
69.鈴鹿(66)「私が?天野さんの」
70.鈴鹿「(続き)親?」
71.座敷(17)鈴鹿「(続き)なんで?何の因果で?」
72.春子。鈴鹿OFF「付き人なんだから」
73.鈴鹿「(続き)面倒見てもらって当然だと…」
74.春子「ステージママ?」
75.アキ。春子横顔(58)
76.座敷(17)鈴鹿「あなたがそうだとは言ってないけれど」
77.アキ。春子背中(58に近いアングル)「私がアキのステージママ?」
78.座敷(17)鈴鹿「だからあなたは違うのよ」
80.アキ(39よりアキに寄ったアングル)「友達っつうか」
81.鈴鹿「友達?」
82.座敷(39)アキ「いやいや」
83.鈴鹿「あたしの事友達だと思ってたの?」
89.座敷(39)鈴鹿「(続き)だからずっとタメ口だったの?」
90.座敷俯瞰(24)鈴鹿「だったら払ってよ!たまにはおすしおごってよ!」
91.鈴鹿「友達でしょー?」
92.座敷(39と若干角度違う)春子「つうか、辞めんの?」
93.鈴鹿「え?」
94.座敷(17)春子「さっき、辞められたら困るって…」
95.アキ(80)春子OFF「付き人辞めちゃうの?」
96.鈴鹿「そうですよ」
97.春子。水口に視線を移し「辞めんの?」
98.座敷(17)水口「え?」
99.水口「ええ。もともと、太巻さんの紹介で…」
100.座敷俯瞰(24と若干別アングル)春子「太巻んとこクビになったら…」
101.春子(立ち上がっているので合わせたアングル)「知ってますとも」
102.座敷(17)
103.春子(元のアングル)「太いものには巻かれろ…」
104.座敷(39)春子「(続き)細いものには巻かれない…」
105.アキ
106.春子「どれも、自慢話でしたけど」
107.鈴鹿(口を押さえて笑う)
108.座敷(17)春子「ビール頂戴」
109.カウンターの梅頭と、出てくる種市
110.カウンター側から、水口「俺が行く」
111.カウンター側(110と別アングル。座敷が見えるアングル)種市「とっくに、そうしてますけど」
112.梅頭と、種市の横顔。梅頭「こんなムードじゃ握れねえよ」
113.水口(110)「タクシー呼んでおこうか」
114..カウンターの梅頭と種市。種市「…なんなんすか、あの二人」
115.座敷(17)種市「なんであんなにギスギスしてんすか?」
116.水口(110)「それは、神のみぞ知るだ」
117.カウンター側(111)水口「ビールお待たせしました」
118.鈴鹿「今日はどういった用件で…」
119.座敷(39)春子「夕べ電話したんです」
120.アキ。春子OFF「『もう帰りたい』って言ったんです」
121.鈴鹿「(帰ってらっしゃいって)言わなかったんですか」
122.春子「『帰ってきたら後悔する』って言いました」
123.鈴鹿「あら」
124.春子「つまんない」
125.座敷俯瞰(24)春子「(続き)ホントにつまんないことで…」
126.アキ俯瞰
127.春子横顔PAN。「ある人に言われた、ここで話題にする気にもならない…」
128.春子。「ある一言がきっかけだったんですけど」
(回想シーン)
129.春子「どうしても許せなかったんです」
130.鈴鹿
(回想シーン)
128.春子「ごめんなさいね」
129.アキ
130.座敷(39)春子「…さっぱりわかんないですよね」
131.春子。鈴鹿OFF「誰に何を言われたか」
132.鈴鹿「(続き)知らないけど…」
133.春子。鈴鹿OFF「(続き)誰にでも。要するに」
134.鈴鹿「(続き)あなたは…」
135.目を見張るアキ。鈴鹿OFF「今も、後悔してらっしゃるのね」
136.春子「全然」
137.座敷(17)鈴鹿「あら」
138.春子「むしろあなたには感謝してます!」
139.鈴鹿「あたしに?」
140.春子「(視線をそらす)」
141.座敷俯瞰(24)
142.アキ「うわー!」
143.座敷俯瞰(24)
144.中庭の、すだれの外から中を。アキ「うわー」
145.春子と、奥に水口。アキOFF「すいません」
145.アキ窓際「なんかもう極度の緊張で…」
146.春子と水口(145)春子「あーよかった」
147.窓側から鈴鹿。「それ」
148.すだれ越し(144)鈴鹿「(続き)ここではいいけど…」
149.窓側から鈴鹿(147)から水口、アキにPAN「何…あれ?」
150.アキ窓際(145)鈴鹿OFF「ご自身は後悔してないのに?」
151.春子「ええ」
152.座敷俯瞰(24)鈴鹿「娘が後悔するっていうの?」
153.アキ窓際、アキを正面から。鈴鹿OFF「天野さんが?」
154.春子「はい…」
155.座敷俯瞰(24)春子「(続き)ごめんなさいね、親バカで」
153.アキ窓際(153)春子OFF「本人目の前にして言うのもあれだけど」
154.座敷窓側から。アキ「うわー!」
155.鈴鹿
154.春子(アキ背中)。アキ「すいません」
155.アキ、カウンター側からアップ「褒められなれてねえもので」
156.座敷俯瞰(24)鈴鹿「どんなふうに、すごいの?」
157.春子(寄り気味)「アイドルだったんですよ」
158.鈴鹿。春子OFF「どんなに歌がうまくても、お芝居が上手でも…」
159.春子(157)「(続き)それだけじゃアイドルになれないでしょ?」
160.座敷窓側から。春子「うーん、なんかこう…」
161.座敷からカウンターの方を斜めに。春子「ねえ大将」
161.カウンターで握っている寿司を飛ばす梅頭
162.飛んでいく寿司を目で追う梅頭「え?」
163.カウンター側から春子をアップ「そのね、なんかが、なんなのかが…」
164.カウンター側からアキをアップ(155)
165.座敷窓側から。春子(160)「アイドルってさ、偶像だっけ…」
166.左にアキ、右に鈴鹿。春子背中「小さい田舎のしょうもない町だけど…」
167.春子(157)「そこでは間違いなくアイドルだったんですよ」
168.カウンターの奥に梅頭、手前に種市。春子OFF「ねえ、種市くん」
169.座敷窓側から。春子(160)「みんなの期待を一身に背負って出てきたの」
170.座敷からカウンターの方を斜めに(161)春子「だからみんな私に声かけるの…」
171.手前にアキ、奥に鈴鹿。春子OFF「(アキちゃん元気?)どうしてる?」
172.春子(157)「それってアイドルでしょ?…」
173.カウンター側からアキをアップ(155)
174.鈴鹿「そうね」
175.座敷窓側から。春子(160)「『そうね』って…」
176.左にアキ、右に鈴鹿。春子背中(166)鈴鹿「確かにあなたの娘さんは…」
173.カウンター側からアキをアップ(155)鈴鹿「お顔だって可愛いし」
174.鈴鹿「アイドルの資質あるかもしれません」
175.座敷窓側から。春子(160)鈴鹿「でもね、お母さん」
176.鈴鹿(俯瞰気味)「そんな子はごまんといるんです」
177.鈴鹿の頭越しに、春子。鈴鹿「原石なんかゴロゴロ転がってるの」
178.座敷からカウンターの方を斜めに(161)鈴鹿「そんな中で、磨いて光るのは…」
179.鈴鹿(右側から、伸ばした指がカメラに入るように)鈴鹿「たった1個なんです」
180.鈴鹿の頭越しに、春子(177)
181.座敷奥から、水口アップ
189.カウンター側からアキをアップ(155)立ち上がって「じぇじぇじぇじぇじぇじぇ」というアキの顔を追う
190.無頼鮨に入ってくる荒巻の姿を追う
191.立ち上がっているアキの前を荒巻が通り過ぎる
192.荒巻(顔は見えない)、水口、春子
193.振り返る春子
194.座敷に座る荒巻
195.座敷奥から、春子を見て驚く荒巻の顔をアップ
196.荒巻の視線から、春子のアップ。春子「天野アキの母です」
197.鈴鹿。春子OFF「娘が」
198.立ち上がっているアキの背中越しに、座敷をとらえる。春子「(続き)大変お世話になりました」
199.立ち上がる荒巻の上半身アップ。例のポーズ
200.鈴鹿「私が呼んだの」
201.春子アップ
202.荒巻(199)
203.アキアップ

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