さて、池袋ウエストゲートパークを振り返る記事、第2話『ニンジンの回』である。
・ストラングラー殺害された際の目撃者(フロントのおばちゃん?)小池さんにマコトの面通しをする横山「今晩9時頃チェックインしたのは彼かな」小池さん「あらやだ?マコちゃん?」横山「あら?知り合いだったの?」小池さん「知ってるも何もこんなちっちゃいときから知ってるのよ。やだ、マコちゃん!マコちゃん!」とモニターにしゃべりかける小池さん。桜井「おばちゃん、こっちの声聞こえねえっぺよ」横山「もう一度だけ聞いてもいいかな。今晩9時頃殺された彼女といっしょに…」小池さん「マコちゃんだったら分かるに決まってるよ。それにマコちゃんがこんな悪いことするわけないし。マコちゃんは万引きだってカツアゲだってもうずっと前から足洗ってるんだよ。(モニターに向かって)マコちゃん!」
・釈放された直後、マコトは横山からラーメンに誘われるのだが、ここでは断る。
・岩渕さん(川俣しのぶさん)は、最初から「いない」という設定のはずが、堤監督がキャスティングしてしまったという。『堤っ』より。
・スーツのネクタイをリツコに締めてもらうマコト。リツコ「父さんそっくり」というのだが、遺影は『スープの回』のあの人ではない。
・リカの葬儀に参列するマコト、マサ、ヒカル、シュン。制服のヒカルはいいが、マサはマコトのスーツ姿を笑えないだろ、普段着。
・シュンがリカの遺影を描き、シュン、マサ、マコトが花を探しに行って、ヒカルがマコトを呼び止めたシーンに、いまはなき芳林堂書店が写っている。正確な場所というのは、記憶は曖昧になるものである。今新生銀行がある建物だっただろうか。
・キングの実家に集まった「首脳会議」のメンバーにリアルのキングがいるらしい。
・Gボーイズを浜口が追いかけた後「スーさん」が自分の似顔絵を拾う路地は、現代の池袋の書店の雄、ジュンク堂書店のすぐそば(これじゃ分かりにくいね)。
・今度はマコトが横山を誘って、奇妙な会話が始まる。
・早朝のシーン、各種映画の看板がかかるなか、シネマ・ロサ1のところに、「ケイゾク/映画」の看板がかかっている。写るのは一瞬だけ。
・早乙女歯科に行くリツコ。「差し歯が欠けちゃって…」というのだが、大技を使うリツコ。早乙女が千秋のことを「千秋ちゃん」というけど、源氏名で受診できるのかな、と野暮な突っ込み。しいたけの回参照。
・ドン・キホーテで買って来た眼鏡をかけさせて無理矢理スーさんに似せるGボーイズ。今は東口駅前にドン・キホーテがあるけど、この頃はまだカメラの「さくらや」だったはずで、池袋駅からは少し離れたところにしか店舗はなかった。
・マコトが探していた、スーさんを発見する、Gボーイズのヨシカズ、ほとんど登場シーンがないのだが、実は小栗旬。声変わりもしていない。「マルイの裏のカップルキッ茶」というのだが、板橋だそうだ。
・カップルキッ茶でマコトが焼きそばを注文しようとして「焼き…」「ございません」
・マコト「ねえ?ポジション変わってもらっていい?…眼鏡、薄毛」ヒカル「イヤーン♥」なにでイヤーンなの(笑)