ドラマ「家族八景」のナビ番組「異色の新ドラマ!!家族八景 Nanase, Telepathy Girl’s Ballad Navi ~家政婦の火田はミタSP~」が大阪MBSと東京TBSで放送された。
これを見るだけで、放送が楽しみになってしまう内容だ。
・第1話ゲスト 西岡徳馬 葉山レイコ 木村了 水崎綾女
・主人公七瀬はテレパシー能力を持つ。自分の能力を隠しながら様々な家を転々としている。忌々しい自分の能力に悩む一方でつい家族の心を読んでしまう。七瀬が心を読んだことで家族に亀裂や事件を起こしてしまう。
・リポーターは堤幸彦監督とも関わりある大木凡人
・7つのキーワードを元にドラマを読み解いていく。
○1つ目のキーワード 木南晴夏
・初主演は嬉しい。原作の七瀬は達観している。ちょっと客観的に見る感じは原作通り。ドラマは自分から家族に対して関わっていく。
・多彩な表情を見せる木南晴夏
○2つ目のキーワード 筒井康隆
・続編の「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」と合わせ「七瀬三部作」と呼ばれ、直木賞候補になった。家族八景の独特の世界観をどう表現するのかが鍵
○3つ目のキーワード 堤幸彦
・一見超能力が目を引きがちだが、いろんな人々を心理学的に分析しているところが面白い小説。
・堤式演出術…随所にちりばめられたギャグ。舞台設定が1970年代のため、その年代のギャグ。そして「承知しました」も。しかも言う相手があのドラマに出ていた野波麻帆(笑)
・もうひとつの堤式演出術…撮影スピード。堤組に慣れていない俳優は戸惑う。
・堤組初参加…星野真里「スタッフがあそこまで動き回る現場はまずないのでそこがおかしくて笑ってしまった」
・田山涼成「やっぱり楽しいよね、堤監督は。どうしてあんなアイデアが生まれてくるのか」
・西岡徳馬「やりながらきっと面白いものになるだろうなと、堤監督は、編集の妙で。早くみたいなと」
・大河内宏「いつもそうだが堤監督の演出は遊び心一杯で楽しませてもらってます」
○4つ目のキーワード スタッフ
・豪華脚本家陣 佐藤二朗 池田鉄洋 前田司郎 江本純子 上田誠
・プロデューサー 大月俊倫
・音楽 Jazztronik(野崎良太)同じメロディーを使っていろんな場面に当てるバージョン違いを作った
・主題歌 南波志帆「少女、ふたたび」
○5つ目のキーワード 心の声
・原作にはないドラマ独自のネタ
・七瀬が心を読むだけではなく、読まれた人が家ごとに違う特徴を持って何やら変なものに変化する。
・第1話では裸に見える。
・心を読まれた時の声は木南の声になる。
・演出の意図は、次の時代を作る、次の可能性を作る(かっこ良く言えば)
○6つ目のキーワード 家族
・各話違った家族を七瀬の視点から描く
・西岡徳馬 星野真里 黄川田将也 小沢真珠 井村空美 浜野謙太 佐藤二朗 矢島健一 千葉雅子 清水ミチコ 西村和彦 佐藤寛子 宍戸美和公 田山涼成 東風万智子 正名僕蔵 大河内浩 石野真子 木村了 須賀健太 橋本じゅん 野波麻帆 眞島秀和 水崎綾女 堀部圭亮 葉山レイコ
○7つ目のキーワード 入浴シーン
・木南晴夏の入浴シーンを毎回やった。入浴剤を薄くしていって、最後はギリギリを狙ったけど、ちょっと自主規制した。
監督が堤幸彦監督で、キャストを見ているだけでもわくわくしてしまう。放送が楽しみだ。全国放送でないのはあまりにももったいないけど。